きょうの料理さんまのトマト煮 延藤光昭さんの地中海コルシカ島の味 [NHKきょうの料理]
延藤光昭さんは、フランスの地中海コルシカ島で修行していた時代があり,そこで食べたいわしのトマト煮が忘れられなくて、今回さんまということで挑戦したそうですよ。フライパン一つで出来るプロの味です。
それではいってみましょうー。
材料(2人分)
さんま 2匹(1匹130g)
オリーブ油 大さじ1と半分
ニンニク(みじんぎり) 1かけ分
たまねぎ(みじんぎり) 50g
トマトの水煮 1缶(400g)
カレー粉 2〜3つまみ
生バジル 3〜4枚
塩・こしょう・小麦粉
作り方
1、さんまのワタを丁寧にとって、半分に切る
2、塩こしょうをして、表面に小麦粉をまぶす。
3、フライパンにオリーブ油をいれて、さんまの表面だけをコーティングするために焼く。
4、フライパンからさんまをだして、残った油をつかってニンニクのみじん切りをいれ、香りをでるまで炒める。
5、そこにタマネギのみじん切りを入れ,炒める。塩を入れる
塩をいれることで、タマネギの甘さが引き立ってくる。
6、トマトの水煮の缶詰(カットトマト)をいれる。
7、一煮立ちしたら、カレー粉を隠し味で入れる!味に深みが増し、さんまの臭みも消す。
8、焼いておいたさんまを再び入れる。表1分、裏1分煮たら盛りつけへ。
ここでさっさと煮る。煮すぎると身が硬くなるので注意。
9、ちぎったバジルをちらしてできあがり。
地中海の思い出の味。美味しそう〜!
試食の後藤アナもこの表情!
さんまとトマトは前回に引き続き相性バッチリですね。
このさんまのトマト煮のお皿に付け合わせとしてのってたのは、ポテトの細切りしたものを炒めた感じのものでした。
これなら子供も食べやすいかもしれないですね。
今日も読んでくださってありがとうございました。
それではこのへんで
きょうの料理さんまのみぞれ鍋 銀座の名店の味 [NHKきょうの料理]
下田文晃さんはお父様が開業した銀座にある和食のお店の2代目です。
素朴な笑顔と真面目で控えめな性格がにじみ出ていますね。ちょっと照英さんに似てらっしゃいますね。
さて築地市場から新鮮なさんまが手に入る時期となりました。
銀座の和食の名店『しもだ』の2代目下田文晃さんは、今回メニューにのせない極うまレシピとして、さんまのみぞれ鍋を教えてくださいます。
材料
さんま 2〜3匹
大根 700〜750g
生椎茸 2枚
ミニトマト 4個
白菜、ネギ 各適量
大根おろしの汁・水 各カップ1と半分
酒 カップ半分
昆布(5㎝四方)1枚
薄口しょうゆ 大さじ2弱
作り方
1、大根をおろしておく。汁は捨てずにとっておく。
2、まずさんまに鱗があればとっておいて、頭と尾を切り落とし、ワタをとりのぞいて洗う。中骨にそって包丁の先ですべらせると、きれいに血合いがとれて、雑味のないさんま本来の味を楽しむ事ができます。
3、さんまをぶつ切りにして、熱湯で5秒ほどくぐらせ霜降りにします。熱湯の後は、すぐお水のはいったボールに入れます。こうすることで生臭みが消えます。
4、土鍋におみずとだし昆布とお酒をいれて、ここに大根おろしの汁をいれます。
5、鍋が沸いたら,さんまをいれていく。
6、ここでなんとミニトマトをいれる!その他に生椎茸、白菜、ネギを加えて一煮立ちさせたら、薄口しょうゆをいれる。
〜トマトのうまみと酸味がさんまとベストマッチ!他の野菜はお好みでいいですが、トマトだけは必ずいれてね!
7、大根おろしをたっぷりのせて、できあがり。
調味料は薄口しょうゆだけで、素材の味を十分にいかした素朴なお鍋ですね。
試食は後藤アナと下田さんのお父さん(1代目)
後藤アナ:「やっぱりさんまと大根おろしの相性は抜群ですね〜。お父様いかがでしょうか?厳しい事をおっしゃっても大丈夫ですよ」
お父様:「(中略)親としてではなく、板前の先輩として、(中略)このくらいは作れないと困るレベルに来てると思うんですね」
多分ですが、親としては、本当に息子の成長を手放しで喜んでいるんでしょうね。こんな跡取り息子ができてくれたら、お父様も幸せでしょうね。
だけど、板前の先輩でもあるので、冷静なコメントしてるお父様。
親であり師匠であることは、思った以上に難しいのかもしれませんね。
ということで、下田さんも厳しい職人の世界で、お父様から受け継いだこののれんを守ってゆくのでしょうね。
さんまと大根おろしは間違いない美味しさとは思いますが、ミニトマトがどうだったかが気になる〜。お汁に大根おろしをいれることで、おつゆがどんなふうに美味しくなったのかとか、気になる〜。
これは試してみたーい。
謙虚で、素朴な感じの下田文晃さんのおいしいお料理、いつか銀座に食べにいきたいです。
今日も読んでくださってありがとうございました。
それではこのへんで
怪物 逸ノ城 かわいい [スポーツ]
大相撲が、新入幕の怪物 逸ノ城が、かわいいと噂になってますよね。
怪物って言われてる時点で、ものすっごく強いってことなんでしょうけれども、さらにかわいい人みたいですよ。
逸ノ城は、モンゴルの遊牧民の出身の21才です。
まだざんばら頭でまげが結えないくらいなのに、初場所から5場所目で、早くも史上最速の金星獲得しました!。(対横綱鶴竜戦)
逸ノ城は、身長192㎝、体重199kgで力士の中でもかなり大きいほうで、大好物はケーキだそうです。でも理想体重よりも上回っているため、ケーキは今はお預け?なんだそうです。
もうこれはかなり有名なお話ですが、
今場所10日目、9勝1敗で、取り組み後のインタビューにて三賞も狙えるのでは?という問いに「三賞って何ですか? どうするともらえるの?」と話していたそうで、三賞の存在を知らなかったというなんとも初々しいかわいいエピソードがあります。これもすべてはとびっきり早い活躍ゆえでしょうね。そういうの知る前にすごい強くなっちゃったからですかねー。もしくはいままでそういうの興味がなかったとか!
ここで、怪物 逸ノ城のモンゴル時代のエピソード
ウランバートルから400キロ離れた草原で、ヒツジやヤギなど家畜を飼いながら、季節によって移動して生活していた。
その財産である家畜が、夜中オオカミに襲われるのを防ぐために、夜はぐっすり寝れることが出来なかった。
でも馬にのって走るのが楽しかった。
馬の生乳を毎日2リットル飲んでいた。
学校 が始まると、親元から20キロ離れた学校がある村のゲルで妹、弟と共同生 活し、冬はマイナス30度という極寒の中、妹 は洗濯、弟は掃除とまき割り、本人は料理をした。
小さい頃、水汲みで往復10キロを、毎日200リットルの水を運んだ。
なので、蛇口をひねると水が出る日本の生活が不思議だった。
子供の頃、テレビの大相撲を見に10キロ以上離れた村まで通った。
熟睡すると狼に襲われたが、日本ではそういうことがないため、大きな取り組み前でも熟睡できる。本人曰く、「夜は何も考えず熟睡できるのでとっても快適です。稽古も死ぬことないので快適です」
先輩との取り組みは、「何しても殺される可能性ないのでプレッシャーとかそういうのないです」
と、ものすごいハングリー精神の持ち主です。
あのかわいい笑顔には、そんな暮らしを当たり前の事として,生き抜いて来たたくましさも持ち合わせていたんですね。
そんな逸ノ城関。応援したくなりますね。
今後も大相撲から目が離せませんね。
今日も読んでくださってありがとうございました。
それではこの辺で
きょうの料理 斉藤辰夫さんの栗の渋皮煮で至福の味作りましょう! [NHKきょうの料理]
9/25放送のNHKきょうの料理は、とっても楽しい斉藤辰夫先生による、栗の渋皮煮です。
これはとっても手間がかかりそうですね。和食の独特の見えないところで手間ひまかけるおもてなしの部分ですよね。
食べてる人は、こんなに手間暇かかってるなんて思いもしないでしょうね。実際私も、ある原宿のカフェでこれを食べた時は、そんな事考えもしなかったえすね。ただすっごい美味しくて少しづつ味わって大事に食べた思い出があります。
それではさっそく作り方いってみましょう。
栗の渋皮煮
材料
栗 12〜14個(500g)
水 カップ6
重曹 小さじ1強(6g)
水 カップ4
砂糖 200g
グラニュー糖 100g
みりん 大さじ1
作り方
栗を水につけおき、鬼皮を剥く
1、まず水に2~3時間ほど浸水させておいた栗(沈んでいるものを選ぶ)の鬼皮をむく。剥くときは、テーブルナイフを使う。←中の薄皮に傷をつけたくないから。
2、まず栗が平になっている角の部分をすこしテーブルナイフで切り落とす。
3、すこし切り落とした部分にテーブルナイフを差し込み、グルーっと動かし、栗の平らな部分の鬼皮をむく。あとは手を使ったりテーブルナイフを使って剥く。
○薄皮に傷をつけないように気をつける
渋みをとる
4、鍋にお水と重曹をいれ、栗を入れて15分煮る。
5、ゆでた水を流して、お水で温度をさげてから、栗についてる黒い筋や綿状の皮を、竹串や歯ブラシでとる。
6、また今度は真水で最初は中火で、煮立ったら弱火で煮て15分、流し水で同じく黒い筋をとって・・を2~3回する。
○黒い筋を取る時は、あんまりガシガシやり過ぎない。薄皮に傷がつくため、気をつける。
柔らかくゆでる
7、上記の渋み取りを2~3回繰り返したら、今度はたっぷりの水で15分ほど柔らかくゆでる。
栗によって10分くらいでいい時もあります。竹串等使って様子みてみる。
甘みをつける
8、鍋に優しく栗を入れて、分量の水も入れる。砂糖は半分量、グラニュー糖も半分量、みりんをいれて、落としぶたをして、最初は中火、煮立ったら弱火でコトコト20分にて火を止めて3時間おく。
砂糖はしっかりとした味がつけるため。
グラニュー糖は、柔らかい甘みになる。
みりんは照りが出る。という働きをします。
9、さらに残りの砂糖とグラニュー糖と蒸発した分のお水を入れて煮て、落としぶたをして弱火でコトコト20分煮る。甘みを2回にわけて加えた方が、甘みがぎゅーっと中に入る。3時間おく事で,余分な水分も抜けて日持ちもする。そしてほっこりと仕上げる。(黒豆等にも言える日本の伝統的な料理方法とのことです。)
そして、ついにできあがり~!
輿芝アナ:出来上がりをご覧いただきます。
なんかねすばらしい~。これもう愛おしいですね。あれだけ時間がかかったら・・・。
斉藤先生:これが美味しく出来てると、その料理屋さんのお仕事はすごいと僕らは判断します。
とのことでした。
さて、この渋皮煮もアレンジすることができます。
栗の渋皮煮の白ワインづけ
材料
この渋皮煮10~12こ
煮汁 カップ2と1/2
白ワイン 80㎖(他のアルコールでも可能です)
上記の材料をまぜて保存ビンの中で寝かしておくだけです。
この白ワインづけを半分に切って,生ハムで包み、セルフィーヌなどで飾り付けして、すてきな大人のオードブルになります。
いや~、今回の栗ずくしの放送・・たっちゃん!グッジョブ!ですね。
途中であまりにも力説するために、我に返り、輿芝アナに「ごめんねごめんね」という斉藤先生は、すごくおもしろかったです。斉藤先生曰く、伝統料理は、力が入るとのことで、「真の意味でお料理のプロ」ってこういう人なんだなと思いました。お料理に対して並々ならぬ愛情が感じられて、なんとも見応えのある放送でした。
渋皮煮・・・・作りたいというより、斉藤先生が作ったの食べたいわ~。輿芝アナも試食中、ものすごいハッピーモード全開だったようにお見受けしました。
今日も読んでくださってありがとうございました。
きょうの料理斉藤辰夫さんの焼き栗ごはんをつくりましょ〜! [NHKきょうの料理]
斉藤辰夫先生は、本当におもしろい〜〜!司会の輿芝由三栄アナウンサーとの掛け合いも楽しみの一つです。
斉藤先生(こころの中ではたっちゃん!と呼んでいます)は、楽しいトークだけはなく、栗の基本的な取り扱いについて、丁寧に分かりやすく教えてくださっています。栗はちょっと苦手というあなたも扱えるようになると思いますよー。
最初に、輿芝由三栄アナウンサーから、紹介された斉藤辰夫先生。
輿芝アナ:「いや〜栗。。。いい季節ですね〜」
斉藤先生:「栗いいですね〜だいすき!」
輿芝アナ:「ちょっと〜・・・斉藤さん・・く り・・・・に似てらっしゃいますよね・・・・これちょっとヘアースタイルも栗風ですか?」
斉藤先生:「そう!今日ちょっと栗風に・・・ってなんでやねん!いつもこういうかんじなんですよ。でも本当に僕、栗大好き。だからってこんな頭してる訳じゃなんですけど。でもおいしいね」
輿芝アナ:「でもちょっと手間がかかる」
斉藤先生:「手間!!!です。でも美味しい」
さあ、そんな手間のかかる栗を斉藤辰夫先生が、いろんな技を使って簡単においしくできるよう、教えてくださいます。
では、今日もいってみましょう〜!
焼き栗ご飯
材料
くり 10こ(正味200g)
米 360㎖(2合)
水 カップ2
塩 小さじ2/3
みりん 大さじ1
作り方
まず栗を水に2〜3時間浮かばせてみる。
浮いて来た物は、栗ご飯に。
沈んでいる物は、渋皮煮に使う。←沈むもの=身が詰まっているものを選びたいため。
栗のむきかた
まずおしり外側の皮は、栗の平らな部分を切り落とさない程度に切って、それを手で向き取ると、反対側のほうもつられてむけてくる。
そしたら、手で残った外皮をむく。
そして薄皮。栗のお尻部分を下にして、ペティナイフなどの小振りなナイフで切る。
薄皮がむけたら、半分に切って、焼き網などで焼く。だいたい30秒〜1分くらい。
○ポイント 栗は焼く事で,甘さが増し、香ばしさが加わる。中まで火は通らなくても良い。
焼いた栗は、お水に少しさらしてから、キッチンペーパーで水気をとる。
(これは栗の温度を下げるため。熱いままの栗をお米と炊くと、炊きムラができるので。)
炊飯器に洗い米を入れる。
(洗い米とはお水でといでから、ざるにあけ、ざるの上で15分間吸水させたもの)
ボールにお水と塩とみりんを加え、完全に塩がとけたら、炊飯器に入れて、炊く。
(だしはつかわな〜い!)
炊きあがったら、できあがり。おいしそ〜う。
栗は、焼く事によって、香りが全然違ってくるそうです。おこげもできておいしそーう。
試食した輿芝アナも、「目が♡になるくらい。(中略)だしは使わずに、栗本来の味が楽しめました。素晴らしい!」とのことでした〜。
栗って焼いてから炊くことで、すごく仕上がりが変わるんですねー。知りませんでした。
これは秋の日本ならではの味と言えますね。いいですねーー。これに紅葉なんか飾ってよそったら、風情のあるおもてなしの一品になりますね。
次の記事は、同じく斉藤辰夫先生の、栗の渋皮煮をご紹介します。こちらも要チェックですよー。
今日も読んでくださってありがとうございました。
それではこのへんで
きょうの料理 秋は土井善晴さんのクリームシチュー [NHKきょうの料理]
秋野菜となめらかなクリームシチューがよーく絡んで、コンソメ等使わなくても、とっても美味しいです。
土井善晴先生は、きょうの料理の中でも、私の大大大好きな先生の1人で、放送のたびにとっても楽しみにしています。
なんといいましょうか、安心感をもって見ていられます。
土井先生のレシピは、見た後に、なんともいえない素朴な気持ちになって、それでひきこまれてしまって、試してみたくなるんです。
土井先生の魔法でしょうか。
さてさて、日本はすっかり秋でしょうか。。おうちに帰って、こんなあったかい秋野菜のクリームシチューがあったら、うれしいでしょうね。ここハワイはすっごい暑いけれども、それでも家に帰ってこんな美味しいクリームシチューを作ってくれていたら、すごい嬉しい〜!・・・グレないで育つな、もし私が子供なら。笑
では作り方いってみましょ〜!
材料
ジャガイモ 2〜3個(約300g)
タマネギ 1個(250g)
生しいたけ 3〜4枚(60g)
にんじん 1本(160g)
牛乳 カップ2
小麦粉 50g
塩 適量<
作り方
1、ジャガイモ1〜1.5㎝角に切って,たまねぎ1㎝角に切る。椎茸はいしづきを取り、1㎝角にきる。にんじんは、他の野菜よりやや小さめに切る。スプーンですくった時にすくいやすい大きさをイメージして切る。ジャガイモは水にさらさない。←でんぷんをとろみに生かしたいため。
2、弱火で熱しておいた鍋に、バターを入れて、にんじん、タマネギ、しいたけの順番に加えて炒める。
3、鍋の中のタマネギが透き通ってつややかになってくるので、そしたらジャガイモをすでに鍋の中で炒めてある野菜の上に広げてのせ、フタをして、蒸し煮にする。
4、ジャガイモが柔らかくなるまで弱火で15分間ほど蒸し煮にして、こげないように何度か途中で様子を見ながら、鍋底からゆっくりとそっと上下かきまぜる。
この蒸し煮によって野菜のうまみが十分にでてきて、やさしく火が通り、クリーミーな仕上がりになる。
5、15分間の蒸し煮が終わったら、フタをとり、小麦粉を少しづつふりかけて、一回振りかけるごとにゆっくりとやさしくかき混ぜながら火を通していく。
この粉をふりかけるタイミングがとても大切。野菜がほどよく煮えた後だと、クリーミーな仕上がりになる。ジャガイモが煮える前に,振りかけると、なかなかジャガイモが煮えにくくなるので、注意。
6、お鍋の中に粉っぽさがなくなったら、火加減を中火にして、水カップ2を3回にわけて加える。
このときに、水を一気に加えず、一回づつしっかり煮立たせては加え、煮立たせては加え、混ぜる。
7、塩を入れて味付けして、煮立ったところで、牛乳半分量を加えゆっくりと混ぜる。再度煮立って来たら残りの牛乳を入れる。
8、沸いて来たらアクをとり、火を弱火にして、全体がよくクリームとなじんできたら味見をして、足りなければ塩で味を調整して完成です。
土井先生は、シチューのお皿をあっためておいてから、あつあつのシチューをよそうのだそうですよー。身も心もあったまりそう〜。そういうちょっとした気遣いがまた嬉しいですね。食べる人の笑顔が見えてくるようです。
土井善晴のレシピ100―料理がわかれば楽しくなる、おいしくなる
- 作者: 土井 善晴
- 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
- 発売日: 2012/03
- メディア: 大型本
今日も読んでくださってありがとうございました。
それではこのへんで
きょうの料理はチーズ卵みそです。河合真理さん [NHKきょうの料理]
今回のチーズ卵みそに使用するカッテージチーズは,クセがなくいろんな食材に合わせやすいのが特徴です。みそをまろやかに食べやすくなるとのことで、楽しみです。
司会は、輿芝由三栄アナウンサーです。
ではさっそくいってみましょう〜!
チーズ卵みそ
材料
カッテージチーズ(粒タイプ)50g
卵 2個
みそ 50g
みりん 大さじ4
作り方
1、卵をとく。
2、お味噌(普通の赤いみそがチーズの甘さと合うのでおすすめ。白みそでもよい)とみりんを混ぜる。
3、鍋に溶いた卵を入れ、お味噌とみりんを入れる。
4、中火でざっくり混ぜて,火を通す。2分くらいで卵がかたまってくると、そこにカッテージチーズを入れ、混ぜる。最後にいれることで、チーズの風味を生かせる。出来上がり。
冷蔵庫で約5日間
冷凍庫で約2ヶ月 保存可能。
河合真理先生は、子供の頃、風邪をひいた時には、おかゆにこの卵みそをのせてたものを食べていたそうですよ。
さあ、ここで輿芝アナウンサーの試食です。
あったかご飯に、チーズ卵みそをのせて・・・
輿芝アナ:わ、美味しそうですね、これはたっぷりのせていただきたいですね。 ぁ、ほんとにそぼろの感じですね。いただきます。(モグモグ)んん、マイルドですね!それであのカッテージチーズがやはり少し残っているので,ちょっととけるような、熱々の上にのせるとちょっととける、あの 優しさがあります。・・す〜ごくまろやかです。
河合先生:多分それもボリュームというかコクがあるので、動物性タンパク質のほんとにそぼろみたいな効果がありますよね。(以上)
輿芝アナのコメントいいですね〜。『優しさがあります」ってなんかいい表現ですね。チーズと卵とお味噌とお米は、相性がとっても良さそうです。食べたくなっちゃいます!
あったかご飯の上にのせて食べるだけでなく、おにぎりの具材にしたり、トーストにぬったり、ゆがいた青菜の和え衣にしたりと、アレンジができるそうです。けっこう何にでも合わせやすいかもしれませんね。
その他にも
納豆ベーコンチーズ丼
焼きさばの和のチーズのタルタル
里芋のチーズみそ煮っころがし
も教えてくださいました。どれも本当に美味しそうでした〜!
今日も読んでくださってありがとうございました。
それでは今日はこのへんで
きょうの料理大原千鶴、えのき茸のレモン和え、きのこ保存方法 [NHKきょうの料理]
「大原千鶴のシンプル京ごはん」です。
前回のブログ記事に続き、大原千鶴先生のきのこを使ったレシピ
えのきだけのレモン和え
なめこの柚子びたし
焼ききのこのおすまし の3品をご紹介と、きのこの保存方法などもご紹介します。
では いってみましょう〜!
作り方
えのきだけのレモン和え
材料
えのき茸 (小)1袋(100g)
青じそ 5枚
レタス 2枚(80g)
合わせ酢の材料
レモン汁 大さじ1
ニンニク(すりおろし)ごく少々
塩 小さじ1/4
1、えのき茸のいしづきを切り落として、半分の長さに切る。根元のほうのえのき茸を手でほぐす。
2、青じその軸を切って、半分に追ったら5ミリ幅くらいに切る。
3、レタスをちょっと大きめの一口大に手でちぎる。
4、合わせ酢の材料を混ぜる。
5、まずはえのき茸を合わせ酢のボールの中にいれ、エノキがしんなりするまで菜箸で和える。
6、レタスと青じそもボールの中で全体をざっくりと和える。
えのきとレタスの食感を楽しめる一皿になります。
ちょっと時間をおいて、しんなりしたくらいのほうが、和食には良く合うようですよ。
つづきまして
なめこの柚子びたし
材料
生なめこ 1パック(250g)
合わせ地
だし カップ1/2
柚子の絞り汁 大さじ1
うす口しょうゆ 大さじ1
1、生のなめこは、かさのぬめりの部分にホコリがたまりやすいので、ボールに入ったお水の中でざざっと洗い、ホコリを落とす程度でよい。しかし、天然のものはしっかり洗った方が良いそうです。
2、合わせ地の材料を合わせる。
3、お鍋にたっぷりとお湯をわかし、ざるにいれたなめこをざるのままで10秒間だけお鍋にいれて火を通し、お水をきって、熱いうちに合わせ地にひたして、味をふくませて、できあがり。
ポイント なめこは10秒だけ火を通す!火を通しすぎない!←しな〜〜っとなるので。
湯通ししたなめこは、熱いうちに合わせ地にひたすことで味がよく入る。
きのこ、洗う?洗わない?
きのこってな〜んかいつも洗っていいのか悪いのか迷っちゃいますよね。大原先生によりますと、今はほとんどが栽培もののきのこなので、汚れはそんなに気にしなくても良いそうです。キッチンペーパーなどでふきとる程度でよいようです。
つづきまして〜
焼ききのこのおすまし
材料
生しいたけ 2枚
しめじ 1/3パック(70g)
まいたけ 1/4パック(30g)
(しめじとまいたけは、焼きやすい大きさにほぐしておく)
塩 小さじ1/8
だし カップ1と1/2
うす口しょうゆ 小さじ1
みつばの茎 4本分
作り方
1、きのこにすこし塩をパラパラとふっておく。
2、きのこを魚焼グリルや焼き網などで、焼く。
ポイント:焼いている時に、しいたけの表面に出て来たうまみのある水分を逃さないように、ひっくり返したりはしない。
3、おつゆをつくる。お鍋にだしに薄口しょうゆをちょっといれただけものを一煮立ちさせる。
4、おわんに焼いたきのこをいれて、三つ葉の茎を添えて、おつゆを注いでできあがり。
いろんなきのこのうまみが楽しめる一品です。きのこは焼いた事で香ばしさも楽しめます。
きのこの上手な保存方法
買って来たばかりのキノコは、パックのまま、冷蔵庫保存でだいじょうぶです。
パックのきのこを入れておくと、水分が蒸発してパックの中で汗をかいている時がありますが、そのようになったら、パックから出して、キッチンペーパーなどで水分をふきとり、乾いたキッチンペーパーできのこをくるんで、タッパーにいれて冷蔵庫で保存する。一週間は保存可能。
天火に干して表面を乾燥させれば(完璧に乾燥させなくても良い・半日くらい)、うまみも凝縮しておいしくなりますし、保存もききます。
きのこは乾燥しやすいように、適度な大きさに切ってから干します。干した物をビニール袋にいれて、冷蔵庫で約10日間くらい保存可能。
以上の3品、あっという間に出来上がりました。手早く美味しく、旬の味が楽しめますね。
大原先生のさらりと流れるような手際のよい作業でした。
3品全部試してみたいけれども、ここハワイの小さな島には、生椎茸もしめじもなめたけも舞茸もエリンギもないんですよ〜〜〜。涙 マッシュルームとポルタベッラマッシュルームなら定番であります。それで代用できるかな?焼きのこのおすましならいけるかも!ためしてみまーす。
そしてVTRの中の大原千鶴先生のお着物姿。素敵ですね〜!
今日も読んでくださってありがとうございました。
それでは このへんで
きょうの料理エリンギとあなごの炊き込みご飯♡大原千鶴さん [NHKきょうの料理]
9/22放送のきょうの料理は、エリンギとあなごの炊き込みご飯です。
講師は素敵な絣の置物がお似合いで、京都言葉がとても上品な大原千鶴先生です。
大原千鶴先生は、旬のきのこのうまみを生かしたシンプルなレシピを教えてくださいます。
司会は今回の髪型がとっても素敵で後ろ姿も見てみたかった一柳亜矢子アナウンサーです。
今回の放送で教えてくださるのは、この4品です。
えのきだけのレモン和え
なめこの柚子びたし
焼ききのこのおすまし
エリンギとあなごの炊き込みご飯
この中のエリンギとあなごの炊き込みご飯について書きたいと思います。
他のレシピ3品の
えのきだけのレモン和え
なめこの柚子びたし
焼ききのこのおすまし
は、次のブログ記事にアップしますので、良かったらチェックしてみてくださいね!
さあ、いってみましょう〜!
エリンギとあなごの炊き込みご飯
材料
お米 180㎖(一
エリンギ 2こ(80g)
焼きあなご 1枚(60g)
だし 180㎖
酒 小さじ2
みりん 小さじ2
薄口しょうゆ 小さじ2
塩 ふたつまみ
柚子の皮(すりおろし)適量
作り方
1、お米は良く洗って、ざるにあけながら吸水させる。
ポイント:よくお米はお水の中で吸水させますが、今回はきのこからでたうまみを十分にお米に吸ってもらいたいので、ざるの中で控えめに吸水させる。
2、エリンギは、固いところを切り落とし、4センチくらいの長さに切って、さらに3〜5ミリくらいの幅にスライスする。
ポイント:少し大きめに切る。炊くとしんなりするので、そのくらいでちょうどいい
3、焼きあなごは頭としっぽを切って、身の部分を1㎝幅に切る。頭としっぽも捨てずに一緒に炊くので捨てないでおく。←いいお出汁がでるので。
4、炊飯器にざるで吸水させたお米をいれて、だし、酒、みりん。薄口しょうゆ、お塩を入れ、ざっと混ぜ、エリンギを入れる。←かなりの量に見えますが、これが炊きあがるとしんなりしてかさが減るので大丈夫。 エリンギの上に、焼あなごをのせて(頭としっぽも忘れずに。)炊きます。
○エリンギからやや水分が出るので,通常のお米の水加減よりも、すこし控えめにした方が良い。
5,炊きあがったらあなごの頭としっぽを取り出して、ご飯と具を炊飯器の中で混ぜ合わせて、できあがり♡
○きのこの分量をもっと増やしたり、種類を変えたりして、ご自分なりのお好みにアレンジすることもできます。
○アレンジする場合、きのこは種類によって水分量が違います。エリンギや松茸は水分量が他のきのこよりは少なめで、しいたけ・えのき茸・しめじは水分量が多いので、水加減は種類によって調整し、いつもよりも控えめにすることで、おいしく炊きあがります。
今日のエリンギとあなごの炊き込みご飯は、秋らしいごちそう感あふれる一品でした。
かといって、そんなに難しい行程はなく簡単そうに見えましたので,これは、お母さん方、試してみてはいかがでしょうか。
いつも大原千鶴先生の紹介されるお料理は、素材も少なく,道具も少なく、行程も少なく、シンプルです。簡単なので、とっても試してみたくなります。
大原千鶴先生のNHK「きょうの料理」の中で、過去放送分の人気のレシピは、
切り干し大根のサラダ
キャベツ焼き
肉みそ丼しょうゆ玉子のせ
ふっくら五目豆
です。ぜひこちらも参考にされてみてくださいね。
実は私の勝手な思い込みかもしれませんが、いつも大原千鶴先生は声のトーンが上品に高音質なんですが、今回の放送の先生は、ほんのすこーしだけ声質が低くなっているような気がしました。途中なんどかいつもの高音質に戻る瞬間もあったのですが、全体的に少し抑えめにされていたようにお見受けしました。ファンとしては、先生今回はどうされたのかしら?と敏感に反応してしまいました。
あと、いつものように素敵な着物のきこなし、素晴らしいです。とても自然に体に着物がなじんでいらっしゃって、お料理の他にも先生の着物の着こなしも、いつも楽しみにしています。
大原千鶴先生は、とても手際がよいので、「20分で晩ご飯」の回に登場したらすごくいいんじゃないかなと思います。どんなふうにされるか是非みてみたいです。
今日も読んでくださってありがとうございました。次のブログ記事に、今回放送分の他の3品のレシピを載せる予定ですので、また良かったらチェックしてみてくださいね。
それではこのへんで。
きょうの料理 小菅陽子さんのドーナツ。外はカリッ!中はフワリ [NHKきょうの料理]
それにしても、いつごろから、ドーナツって食べられるようになったのでしょうか。
昭和4年のレシピ集の雑誌には、「ドウナツ」として、すでに登場していたのだそうですよ。
わー結構昔からあるんですね〜。
昭和12年の軍隊のレシピにも使われていました。意外なレシピが入っていたんですね。
昭和36年には「きょうの料理」にも初登場しました。いまの型抜きタイプのドーナツはイギリス風とされていたんですね。
私も、たまにドーナツ作ります。チョコレート味のフロスティングのかかったドーナツが得意です。アメリカ人が大好きな味ですが、こちらで売ってるのよりも少し甘さ控えめに作ります。
ドーナツやカップケーキなどを作っている時によく子供が寄ってくるんですが、子供のワクワクした気持ちがよく伝わってきますね。
後藤アナウンサーもおっしゃっていましたが、ああいうワクワク感って、大人になってもいい思い出として覚えているものなんですね。
手作りおやつってそういうところがいいですよね。
さあそれでは、ドーナツの作り方
材料(直径7㎝のドーナツ5個分)
薄力粉 150g
ベーキングパウダー 小さじ1
砂糖 50g
卵 1こ(かきまぜておく)
牛乳 大さじ1〜2
揚げ油・薄力粉
目指すポイントは、外はカリッと中はふわりと柔らかく
○準備
粉類とお砂糖はふるっておく。
○作り方
生地つくり
ボールに粉類と砂糖をいれて真ん中にへこませておく。
卵の中に牛乳をいれたものを、ボールに流し込み、さいばしなどで混ぜる。
生地が粉っぽかったりしたら、少し牛乳を足す。
逆に生地が水ぽかったら、粉を足したり、冷凍したりする。
こねる。
注意:こねすぎるとかたくなるので、粉っぽっさがなくなるまで。まとまる程度。
生地を1㎝厚のたいらにして、ドーナツ型に粉をつけたもので、型抜きする。
残った生地は、小さく丸める。
揚げる
揚げ油は180度。菜箸を油にいれたら、プクプクと小さい泡が出る程度が目安。
いっぺんに全部入れる油の温度を調整しやすい。
油の中で,輪の中心を箸でクルクルまわしながら揚げると、きれいな円になる。
だいたい4分間くらい,裏と表をかえしながら。
最後に200度に油の温度をあげて、外側をカリッとさせる。
油をよくきってできあがり。
試食では、「うん、これだ!ぼくのドーナツはこれです!」とプリンに続き大満足の後藤アナウンサーでした!(多分、この味は、僕の食べていたドーナツの味そのものだ!といいたかったのではないかと推測します)
揚げた後に、お砂糖をまぶしたりもなく、本当にシンプルなドーナツです。
生地の中に入っているお砂糖のほのかな甘みが楽しめる,やさしいかんじのおやつですね。
それではおまけ
パンの耳のかりんとうのレシピでーす。
目指すポイントは,サクサクと食感よく
材料(20本分)
パンの耳(10枚切りタイプ) 5枚分
グラニュー糖 大さじ2
揚げ油
○準備
パンの耳はお料理する前に、半日くらい室温でおいておくと、程よく乾いて、サクッとあがるようになる。
あまり乾いていない時は、レンジに2〜3分かけるとよい。
○揚げる
パンの耳を180度の油であげます。
時々すくって空気にふれさせるとカリッと揚がる。
きつね色になるまで、3分ほど揚げる。
○まぶす
油をキッチンペーパーで油をきる。
グラニュー糖をいれたビニール袋に、揚げたパンの耳をいれてふる。
できあがり。
(グラニュー糖の袋の中に、抹茶やシナモンなどをいれても良い。)
今日も読んでくださってありがとうございました。
それではこのへんで